本組合はわが国の産学の先端技術力を結集し、NMEMS分野の研究開発事業を遂行することを目的にして、2011年7月に設立されました。これまでに、以下に示しますプロジェクトを実施してきました。 |
1.センサネットワークに使用されるセンサデバイスの共通的な課題である、無線通信機能、自立電源機能及び超低消費電力機能の搭載を実現する革新的センサの開発を行い、センサネットワークの導入による、環境計測やエネルギー消費量等の把握(見える化)及びエネルギー消費量の制御(最適化)により、低炭素社会の実現に寄与するための「グリーンセンサ・ネットワーク技術開発プロジェクト(2011-2014)」「社会課題対応センサーシステム先導研究(2013)」
また前述プロジェクト成果の国際標準化を行う「スマートセンシング・インターフェースの国際標準化(2016-2018)」
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2.社会・交通インフラモニタリング用無線センサや、ウェアラブル端末・ヘルスケア端末に代表される未来社会技術を実現するため、年間1兆個の超小型センサを生産・消費するトリリオンセンサ時代の到来を想定した超小型メンテナンスフリー無線センサ端末に必要不可欠な、MEMS発電素子の実現に向けた「トリリオンセンサ社会を支える高効率MEMS振動発電デバイス(MEH)の先導研究(2015-2016)」
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3.既存インフラの状態に応じて効果的かつ効率的な維持管理・更新等を図るため、インフラ構造物及びその構成部材の状態を常時・継続的・網羅的に把握するセンサシステム開発及びそのセンサシステムを用いたセンサネットワークシステムの構築する「ライフラインコアモニタリングシステム研究開発(UCoMS)(2014-2018)」「道路インフラモニタリングシステム(RIMS)の研究開発(2014-2018)」前述のRIMS研究開発を加速する「センサ端末同期用原子時計(ULPAC)の研究開発(2015-2018)」
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4.IoT社会を支える革新的な基盤技術の開発を目的として2016年度から2020年度まで実施した事業「IoT推進のための横断技術開発事業」として「超高効率データ抽出機能を有する学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発(2016-2021)」 |
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5. NEDO委託事業「IoT社会実現のための超微小量センシング技術開発」の下で、国立大学法人東京医科歯科大学、技術研究組合NMEMS技術研究機構が共同で提案した「薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)(2019-2022)」
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