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研究開発事業(先端技術開発プロジェクト)

 本組合は次の研究開発事業(先端技術開発プロジェクト)を実施してまいりました。

経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)
2019-2022
学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発
2016-2020
センサ端末同期用原子時計(ULPAC)の研究開発
2015-2018
道路インフラモニタリングシステム(RIMS)研究開発
2014-2018
ライフラインコアモニタリングシステム(UCoMS)研究開発
2014-2018
高効率MEMS振動発電デバイス(MEH)の先導研究
2015-2016
社会課題対応センサーシステム先導研究
2013
グリーンセンサ・ネットワークシステム(GSN)技術開発プロジェクト 2011-2014


〔研究開発事業(先端技術開発プロジェクト)の概略〕
[SNIF |LbSS |ULPAC |RIMS|UCoMS |MEH | SSS | GSN ]
Life BEANS Macro BEANS 3D BEANS 新しいライフスタイルイメージ図  
    
研究開発事業:
  薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発(SNIF)
  (2019-2022年)

 NEDO委託事業「IoT社会実現のための革新的センシング技術開発」の下で、国立大学法人東京医科歯科大学、技術研究組合NMEMS技術研究機構が共同で提案した「薄膜ナノ増強蛍光による経皮ガス成分の超高感度バイオ計測端末の開発」を実施しました。
 本テーマにおいては、近未来の健康長寿のためのバイオIoT社会の実現に向けて、薄膜ナノ増強蛍光と気相バイオセンシング技術を融合した超高感度ガス計測デバイスを開発し、通信機能を有する小型ウェアラブル計測端末とすることで、血液より皮膚表面に透過・拡散する極低濃度の揮発性有機ガス成分の超高感度かつ連続的なIoT計測を実現しました。
【SNIFの開発概念図】
 
    
研究開発事業:
  学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発(2016-2020年)

 NEDO委託事業(IoT推進のための横断技術開発プロジェクト)の下で、「超高効率データ抽出機能を有する学習型スマートセンシングシステム(LbSS)の研究開発」の研究テーマを推進していきます。
 本研究テーマにおいては、従来の環境発電で収集可能な有価情報量を100倍化することを可能とする学習型スマートセンシングシステムの開発を目指し、当組合(NMEMS技術研究機構)に日立製作所、ローム、富士電機、オムロン、鷺宮製作所、産業技術総合研究所、マイクロマシンセンター、静岡大学、東京大学、電力中央研究所および東京電力ホールディングスのユーザー企業も含めた産学11機関が結集し、2020年までの5年間にわたり研究開発・実証を進めていくことになります。
【LbSSの研究開発概念図】
 
  
研究開発事業:センサ端末同期用原子時計(ULPAC)の研究開発(2015-2018年)

道路インフラ状態モニタリング用センサシステム(RIMS)の研究開発を加速・強化する目的で、「センサ端末同期用原子時計(ULPAC)の研究開発」の研究テーマを、2015年度から2018年度に亘り実施していきます。当組合(NMEMS技術研究機構)に世界の時間を司る高精度な周波数を作り出している産総研を中心に国内で原子時計の小型化に取り組んできた大学や企業が結集し、正確な時を刻む原子時計をセンサ端末に搭載可能なサイズや消費電力、価格にすることを目指して研究を行っていきます。
→ ULPAC研究開発の概要

 
 
   
研究開発事業:道路インフラモニタリングシステム研究開発 (RIMS)(2014-2018年)

 社会インフラの中で陸上貨物輸送量2,655億トンキロの92.3%を占め、国民の豊かな生活を支える道路インフラを対象に、先ずは高速道路を対象とし、将来的には一般道への展開を目指した道路インフラモニタリングシステム(RIMS:ROAD Infrastructure Monitoring System)の研究開発を行います。センサデバイス/システム/実装メーカ、産総研、大学、高速道路会社などが結集した産学官連携でユーザー参加型の研究体制を構築し、2014年度から5年間に亘り研究開発を進めます。2017年度より道路インフラモニタリングシステムの研究開発成果を長大橋や発電所等の大規模インフラモニタリングへ展開するための研究開発を合わせて実施します。また、2017年度に「大規模インフラ向け高性能振動発電の開発」を加速研究として実施します。
 
 
道路インフラモニタリングシステムの研究開発の概念図】

 
    
研究開発事業:ライフラインコアモニタリングシステム研究開発 (UcOMS)(2014-2018年)

本組合は、外部の研究コンソーシアムが研究開発を進める下記のライフラインコアモニタリングシステムに対して共同研究・技術指導等を支援業務を実施することとしています。
 一般財団法人マイクロマシンセンター、産業技術総合研究所、明星電気株式会社、沖電気工業株式会社および高砂熱学工業株式会社が研究コンソーシアムを結成し、2014年度から5年間に亘り、都市機能を支えるライフライン系の都市インフラの保全に資するライフラインコアモニタリングシステム(UCoMS:Utility Infrastructure Core Monitoring System)の研究開発を進めます。
 
   
【ライフラインコアモニタリングシステム研究開発の概念図】


  
   
研究開発事業:高効率MEMS振動発電デバイスの先導研究(MEH)(2015-2016年)

NEDO委託事業「エネルギー・環境新技術先導プログラム」の下で、NMEMS技術研究機構に産学連携研究体を設置し、「トリリオンセンサ社会を支える高効率MEMS振動発電デバイス(MEH)の先導研究」を2015年度から2年間に亘り実施します。

 本先導研究においては、次世代トリリオンセンサ社会に必要不可欠な超高効率の環境振動型発電素子(再生可能エネルギー)の実現を目指し、MEMS・マイクロマシン技術の新設計・新工法を新たに導入することで、直径20mm程度の一円玉サイズの面積で発電効率を従来比2桁以上に飛躍的に高めた10mW級の環境発電素子の設計・製作・評価技術を確立することとしています。
  本先導研究は2017年3月末日にて終了しました。
【高効率MEMS振動発電デバイス(MEH)の先導研究の概念図】
 
 
研究開発事業:社会課題対応センサーシステム先導研究 (SSS) (2013年)

 18企業・研究機関などが参画し、国/NEDOプロの社会課題対応センサーシステム先導研究を2013年に実施します。具体的には、社会・産業インフラの経年劣化に伴う老朽化問題や、震災等による突発的障害、農業・畜産のより安全安心で、TPP等自由貿易に対応してより競争力のある産業への脱皮、到来する少子高齢化社会における医療費高騰問題などの様々な社会課題を解決するセンサーシステム実現のための先導研究を行います。

  本先導研究は2014年3月末日にて終了しました。
 
【社会課題対応センサーシステム先導研究の概念図】


 
研究開発事業:グリーンセンサ・ネットワークシステム技術開発プロジェクト (GSN)(FY2011-FY2014)

 20企業・研究機関などが参画し、2011年から2014年度までの4年間に亘り、国/NEDOプロのグリーンセンサ・ネットワーク(GSN)システム技術開発プロジェクト の研究開発事業を実施し、革新的かつ実用的で安価な小型グリーンセンサを開発するとともに、それらを用いたネットワークシステムを構築して、環境計測やエネルギー消費量等の把握(見える化)及びエネルギー消費量の制御(最適化)を可能にするような省エネを目指す研究開発・実証を行います。 

  本プロジェクトは2015年3月末日にて終了しました。
【GSNプロジェクト概念図】   → 拡大PDFファイル


 

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